◼︎ コトノハ ◼︎

本と芝居とラジオの日々 / all rights reserved

本・書籍

井上ひさし死去

井上ひさしが亡くなったという。午前2時頃の産経新聞の速報で気がつき、その時は他紙は書いていないどころか「新作延期。療養優先のため。三女によると容態悪化ではない」などという記事もあり、真偽が不明だった。しかしその後、朝日新聞も追いかけ、どうや…

塚本邦雄、春日井建

職場で現代短歌の巨匠、塚本邦雄の話題が出る。 日本脱出したし 皇帝ペンギンも皇帝ペンギン飼育係りもロミオ洋品店春服の青年像下半身無し***さらば青春 そこから職場の面々は勝手な話に花を咲かせていたが、 自分の頭の中には塚本の歌に続いて、春日井…

Billy Braggを聴きながら

休日でも出勤。職場は閑散としていた。その分、仕事がはかどった。途中から、音楽を聴きながら、資料を集め、まとめた。その資料で驚くことがあった。資料は雑誌「週刊朝日緊急増刊・朝日ジャーナル」。かつての名物雑誌の創刊50年を記念しての復刊。問題は…

小島なお「乱反射」

精神的に不安定な日が続く。 一冊の歌集を引っ張り出した。 小島なお「乱反射」。 頁を繰ることで、かろうじて息をつく。 こころとは脳の内部にあるという倫理の先生の目の奥の空 講堂で賛美歌うたう友達のピアスの穴を後ろから見る 噴水に乱反射する光あり…

大江麻衣「夜の水」〜『道の絵』から

teitterで高橋源一郎さんがつぶやいて話題になっている。 大江麻衣さんの「道の絵」、その中の一篇「夜の水」。 現代詩において、中原中也賞の存在は、突出している。 選考委員も、荒川洋治、佐々木幹郎、そして高橋源一郎などと、 華やかかつ、バランスもい…

「二十歳の原点」高野悦子

そして新シリーズ「ニッポン人脈記〜反逆の時を生きて」。第1回は「二十歳の原点」の高野悦子さん。学生運動の時代、実存を求め、自己否定の果て、1969年6月24日、二十歳で自殺した立命館大学生。またまた懐かしくも痛い、胸の奥底をえぐられた。おそらく、…

「東京漂流」「印度放浪」藤原新也

そして藤原新也。朝日新聞夕刊の連載「ニッポン人脈記〜この一枚の物語」。また懐かしくも痛いところをえぐられた。***節酒日記*** 朝、食べず 昼、カレー 夜、ファミレスでグラスワインとパスタ

「写真よさようなら」森山大道

今日も朝日新聞。最近の夕刊の連載「ニッポン人脈記〜この一枚の物語」がイイ。先日は、天才アラーキー(荒木経惟)、そして今日は森山大道。どちらも、影響を受けた写真家で、懐かしく読み、そして、昔の熱さを思い出した。 ***節酒日記*** 朝、仕事…

「陽子 荒木経惟写真全集」

今日の朝日新聞。夕刊に、天才アラーキー、荒木経惟の記事が載っていた。陽子さんとの日々と、アラーキーの写真人生と。有名過ぎる話をなぜ今と、手抜き記事のようで嫌だなと思ったが、いい話は、何度読んでもいいということに気付いた。本棚に残るアラーキ…

「ぼくの映画人生」大林宣彦

この人の映画が何となく好きだった。その理由がよくわかった。映画、福永武彦、伊勢正三、平田オリザ、原田知世、、全て自分と重なる、、***節酒日記*** 朝、ご飯、味噌汁、目玉焼き。 昼、なし。 夜、スパゲティーを赤ワインで。

「瀬戸内寂聴」

職場で、瀬戸内寂聴の話が出た。瞬間、6年前、徳島県の文学書道館の中にある、瀬戸内寂聴記念室を訪れたことを思い出した。はるばる東京から行ったものの、記念室という名前通り、たった1部屋だけ。少し寂しく、最初は寂聴の全てを紹介するには狭いのではと…

宮台真司「制服少女たちの選択 After 10 Years」

それでも何とか飲まずに帰宅。第三舞台のDVDを一部、観なおしたくなったので。そしてそれを観ているうち、先日読んだ宮台真司さんの本のコトを思い出し、引っ張り出して、まだ読んでいなかった中森明夫さんの解説と、本人の後書きを読む。そしてその内容…

第三舞台「朝日のような夕日をつれて'87」(DVD)/宮台真司「制服少女たちの選択・After 10 Years」

東京へ。 本当は京都を少しまわってから帰ろうと思っていたのだが、本調子ではないので、早めに帰宅。 鴻上尚史熱さめやらず、部屋で懐かしのDVD「朝日のような夕日をつれて'87」を観る。そして少し驚く。この時代にここまで見通していたというその慧眼に…

島本理生「生まれる森」

「そばにいると苦しくてたまらないのに、離れようとすると大事なものを置き去りにしているような気持ちになった」「気がつくと一緒に深い森の中に戻っている、抜け出す努力を放棄したまま大人になってしまったこの人と十年も二十年も一緒にいるなんて冗談じ…

唐十郎「ベンガルの虎」

仕事の関係である人の戯曲を読む。多分、上演された舞台はよかったのだろうが、本はいまいち。ト書きが段取りすぎるのだ。 確かに上演されるためのものなので、段取りで書いていくのはありだと思う。しかし・・。ただ仕方ない面も。先日読んだ唐十郎の「ベン…

宮台真司「終わりなき日常を生きろ」

宮台真司さんの「終わりなき日常を生きろ」を読み返す。 宮台さんの本、というか、宮台真司そのものに、強いアレルギーを抱く人も多いと思うが、個人的には、すごく好きな社会学者の一人。関心のありかが同じだし、わかりやすく伝えようとしてくれているので…

よしもとばなな「ハゴロモ」

先日読んだ川上弘美の「真鶴」に圧倒されたままでいる。次は唐十郎と思っていたのだが、間に何か一冊挟んだ方が良さそうだと思い、段ボール箱の一番上に置いてあった、よしもとばななの「ハゴロモ」を読んだ。 少し、ショックだった。ひどいので。 今でも吉…

唐十郎「ベンガルの虎」

泊まり仕事。その合間に唐十郎の「ベンガルの虎」をアマゾンで購入。部屋の本はまだ段ボールの中なのに連日本を買う。

赤江瀑「赤江瀑名作選」「花夜叉殺し」

赤江瀑の名作選が文庫で出ている事を知り、アマゾンで購入。

川上弘美「真鶴」

夕飯は近所へ。ついでに本屋で川上弘美の「真鶴」を買う。この本は気になっていた。先日買った古本がまだ手付かずなのに。今読んでいる島田清次郎の「地上」を読み終えたら、「真鶴」へ行こう。

吉本ばなな「キッチン」他

どうも気分が重いと思ったら外は雨。夕方過ぎになっても体と頭が働かない。それでもなんとか頑張って仕事を片づけた。 帰り道、古本屋で文庫を数冊買った。平野啓一郎「一月物語」、藤沢周「ブエノスアイレス午前零時」、吉本ばなな「キッチン」、木下順二「…

木山捷平「井伏鱒二/弥次郎兵衛/ななかまど」

早起き。やはり躁状態を引きずっている。危ないと思いながら出社すれば、例によって張り切って仕事。その仕事が終った途端、反動で急激に落ち込み。気がつけば、よくわからない道を歩いていた。慌てて引き返し、電車に乗って帰路を急ぐ。おかしくなる前に、…

堀江敏幸「いつか王子駅で」

著者はじめての長編。 堀江敏幸は短編の名手だと思っていたので、敬遠していたのだが、文庫本になったので、ようやく読んでみた。最初の一文を読んで困った。こういう所を狙っているのか、と。そして一度本を閉じ、読もうか読むまいか、少し迷った後、行ける…

車谷長吉「忌中」

読み終えて、また、数編読み返し。 少し雑と言えば雑かもしれない。しかし情念を感じる筆に引き込まれ、何度も読んでしまう。表題作「忌中」、「三笠山」、「古墳の話」。そのどの短編でも、必ず誰かが死ぬ。殺し、殺され、心中する。そこにある情念に引き込…

浅野いにお「素晴らしい世界」

仕事の関係で、久しぶりにマンガ。 「今」の「気分」が実に上手く描かれていて、楽しめた。

樋口有介「彼女はたぶん魔法を使う」

最初に読んだ「初恋よ・・・」と同じ「柚木草平」シリーズの第1弾。 その意味ではこちらから読むべきだったのかもしれないが、こちらから読んでいたら多分次を読まなかったかもしれない。あっという間に読めるけど、というだけの本。「初恋よ・・・」の方が…

車谷長吉「忌中」

「昔、私の女友達も強姦殺人の憂き目に遭った」 車谷長吉の私小説らしい怨念に満ちた短編集。樋口作品に飽き、途中下車して読んでいる。 こういう暗いお話の方が好みだったりする。

樋口有介「枯葉色グッドバイ」

きのうがきのうだったので、読むのに少し時間がかかったが、それでも本来は、あっと言う間に読める1冊。 敏腕刑事だったのに、世を捨ててホームレスにならざるを得なかった主人公が、日当2000円で刑事に雇われて、事件の解決に取組む、というお話。 先…

樋口有介「初恋よ、さよならのキスをしよう」

仕事の関係で、樋口有介の本を読んでいる。今日読んだのは「初恋よ、さよならのキスをしよう」。 20年の時を経て再開した高校時代の友人グループ。その1人が殺され、事件を追ううちに、空白の20年が浮かび上がってくる・・・。20年もあれば、人は死ぬ…

平野啓一郎と綿矢りさ

***節酒日記***朝、少し寝坊。6時半に目が覚め、トーストと珈琲で出社。 昼、仕出しのカレー。 夜、職場の飲み会で2次会まで。1次会主義のつもりが、つい。 午前0時半帰宅。意外に早かったのと、あまり飲まなかったのが救い。 歯を磨いて、昼間バタバ…