◼︎ コトノハ ◼︎

本と芝居とラジオの日々 / all rights reserved

TOCA* 2008年春公演 「錆花」


裸から始まる舞台。絡み合う男と女。と書くほどアングラっぽいものでもないのだが。ひなびた旅館の娯楽室。長兄を亡くした弟二人と、長兄の元恋人で、今は末っ子と結婚した女。そこに客たちが混じって話は進む。死んだ長兄を巡る物語、というのはあまりにも普通過ぎて、この作家の才能をもてあましているようで残念。もっともっと、人が見たくないような、それでもそこにしか救いがないような、本当の人間の姿が描ける作家とみた。
満足度:Bだけど何かある。

2008年4月5日(土)19時
@神楽坂・die pratze


脚本・演出・出演:甲斐博和
出演:石川油、甲斐博和、佐藤もとむ、円谷久美子、黒田佳奈、
渡辺さおり、門田純(背番号零)、布川恵太、佐藤祐香